【2026年版】失敗しないパソコンの買い方|初心者向けスペック解説とおすすめ3選

備忘録

はじめに

2026年にもなって、家電量販店の棚に「メモリ8GB」のノートPCが「初心者おすすめ!」というポップと共に平然と並んでいるのを見て、私は絶望した。これはもはや親切ではなく、デジタル時代の「不作為の罪」に近い。

かつての私は、10万円を握りしめて「とにかく安くて速いやつを」と店員に相談した結果、ファンが爆音で回り続けるだけの「高価な文鎮」を掴まされた苦い経験がある。
あの時、誰かが「数字の裏側」を教えてくれていれば、私の数年間と数十万円は無駄にならなかったはずだ。

この記事では、そんな私の屍を越えて、あなたが2026年という「AIが当たり前の時代」に最適な一台を手に取るための、一切の忖度抜きなノウハウを叩き込む。


スポンサーリンク
スポンサーリンク

1. まずは「何に使うか」を自分に問いかける

パソコン選びで最も重要なのは、スペックの数字ではなく「用途」だ。

山猫シロ
山猫シロ
近所の買い物にF1カーで行く必要はないよね。
逆に、高速道路を走るのに原付では困ってしまう。
まずは自分の『目的地』を決めよう!

まずは自分が以下のどのタイプに当てはまるか考えてほしい。

  • スタンダード派
    ネット検索、動画視聴(YouTubeやNetflix)、レポート作成、オンライン会議。
  • クリエイティブ派
    写真編集、動画制作、イラスト作成。
  • ゲーマー派
    最新の3Dゲームを楽しみたい。
  • ビジネス・AI活用派
    仕事でAIツールを多用し、どこでもサクサク作業したい。

かつての私は「いつか動画編集もするかも」という見栄でオーバースペックなゲーミングPCを買い、結局重すぎて持ち運ばず、ただの豪華なYouTube視聴機にしたことがある。

PCを選ぶことは、新しい自分を定義することだ。


2. 呪文のような「3つの数字」だけを理解する

パソコンの性能を決める要素は無数にあるが、初心者がチェックすべきはCPU・メモリ・ストレージの3つだけだ。これらを「料理」に例えると非常にわかりやすい。

パーツ名 役割(例え) 2026年の推奨目安
CPU 料理人の腕(処理能力) Intel Core Ultra 5 または Ryzen 5 以上
メモリ まな板の広さ(作業スペース) 16GB(8GBはもはや不足気味だ)
ストレージ 冷蔵庫の大きさ(保存容量) SSD 256GB〜512GB

CPU:賢い料理人を選ぼう

2026年現在、インテルの「Core Ultra」シリーズやAMDの「Ryzen AI」シリーズが主流だ。
これらはAI専用の処理ユニット(NPU)を搭載しており、背景をぼかすWeb会議やAIによる画像生成がスムーズに行える。
最低でも「5」という数字が入ったモデルを選べば、数年は快適に使えるだろう。

メモリ:まな板が狭いと料理は進まない

かつては8GBが標準だったが、今は16GBを強く推奨する。
Windows OS自体が多機能になり、複数のタブを開くだけでメモリを消費するからだ。8GBモデルは安価だが、動作が重くなるリスクが高い。

ストレージ:速い「SSD」は絶対条件

データを保存する場所だ。HDD(ハードディスク)なんて骨董品は無視していい。必ず「NVMe SSD」を選べ。
容量は256GBでも足りると思いがちだが、システム更新と少しの動画保存で一瞬にして赤信号が灯る。512GBが心の安寧を生んでくれることだろう。


3. Windowsか、それともMacか

これは「日本語か英語か」という選択に近い。
どちらが優れているかではなく、「自分の生活圏がどちらにあるか」で選ぶのが正解だ。

Windows

Windowsの強みである「何でもできる汎用性」はいまだ健在だ。
そして「バッテリーが持たない」「動作が重い」というかつての弱点は、今や過去の話になろうとしている。

  • メリット
    10万円以下の格安機から、プロ仕様のゲーミングPCまで選択肢が無限。特に仕事でOffice365を利用するなら、Windows以外に選択肢はない。
  • 2026年の注目ポイント
    最新のSnapdragonプロセッサIntel Core Ultraを搭載したモデルは、スマホ並みのスリープ復帰と、20時間を超える驚異的なバッテリー持ちを実現している。
  • こんな人に最適
    「コスパ重視」「PCでゲームもしたい」「仕事の書類作成がメイン」という人。

Mac

MacBookは、もはや単なるパソコンではなく「完成されたツール」だ。
その圧倒的な質感と所有欲を満たすデザインはいまだに健在である。

  • メリット
    iPhoneやiPadとの連携が、まるで魔法のようにシームレス。
    トラックパッドの操作性は世界最高峰で、マウスを持ち歩く必要がなくなる。
  • 2026年の注意点
    最低価格が15万円〜と高価だが、数年使っても高く売れる(リセールバリューが高い)ため、実質的なコストは意外と低い。ただし、AI機能をフル活用したいなら「メモリ16GB以上」のモデルが必須となり、さらに予算が跳ね上がる点には注意が必要だ。
  • こんな人に最適
    「iPhoneユーザー」「デザインや動画編集に興味がある」「数年後に買い替える際、高く売りたい」という人。
山猫シロ
山猫シロ
スタバでドヤりたいならMac一択だけど、コスパと汎用性を取るならWindowsに軍配が上がる。特にこだわりがないなら、まずはWindowsから探すのが無難かな

4. 購入場所と保証の考え方

「どこで買うか」も大きな悩みどころだろう。

  1. 家電量販店
    実機を触れるのが最大の利点だ。
    ただし、余計なソフトが山盛り入った高額モデルを勧められることもある。
    「スペック表のメモリが16GBあるか」を自分の目で確認してほしい。
  2. 公式サイト(直販)
    Lenovo、HP、Dellなどのメーカーサイトだ。余計な中間コストがないため、コスパは最強。カスタマイズも自由自在だ。
  3. Amazon
    セール時は強いが、3年前の「ゴミスペック」が平然と新着順に並んでいる。発売年を血眼になって確認しろ。
  4. 中古・リファービッシュ
    知識がないなら手を出すな。バッテリーが死んでいる「ハズレ」を引く確率が高すぎる。

初心者こそ、メーカーの延長保証(3年程度)に入ることを勧める。
パソコンは精密機械だ。万が一の液晶割れや水濡れに対応できるプランがあれば、精神衛生上とてもよろしい。

山猫シロ
山猫シロ
量販店で展示品の『キーボードの打ち心地』だけを確認して、注文はネットでするのもありだね

5. おすすめの機種リスト

スペックの読み方がわかっても、星の数ほどある機種から選ぶのは至難の業だ。ここでは、2026年現在、初心者からプロまで納得の「買って損なし」な3台を厳選した。

1. Windowsの王道バランス:HP Pavilion シリーズ

「とにかく普通に、快適に使いたい」という人に最適なのがこれだ。

  • 特徴
    洗練されたデザインと、キーボードの打ちやすさに定評がある。
  • 推奨構成
    Intel Core Ultra 5 / メモリ16GB
  • ここがポイント
    10万円台前半で手に入ることが多く、サポートも手厚い。まさに「失敗しないWindows」の代表格だ。

2. コスパの破壊神:Lenovo IdeaPad Slim 5 シリーズ

「少しでも安く、でも性能は妥協したくない」というワガママに応えるのがLenovoだ。

  • 特徴
    同スペックの他社製品に比べて2〜3万円ほど安いことが多い。
  • 推奨構成
    Ryzen 5 / メモリ16GB
  • ここがポイント
    画面の枠(ベゼル)が細く、動画視聴時の没入感が素晴らしい。浮いた予算で、おしゃれなPCケースやマウスを揃えるのも賢い選択だ。

3. 圧倒的な所有感とバッテリー:MacBook Air(13インチ)

iPhoneを使っているなら、これ以外の選択肢はないと言っても過言ではない。

  • 特徴
    驚異的なバッテリー持ちを誇り、一日中カフェで作業してもACアダプタを持ち歩く必要がない。
  • 推奨構成
    Apple M3(またはM4)チップ / メモリ16GB
  • ここがポイント
    動作音が完全に無音(ファンレス)のため、図書館などの静かな場所でも周りを気にせず集中できる。売却時の価格が高いのも大きなメリットだ。

まとめ

PC選びを難しく考える必要はない。だが、妥協してはいけない一線はある。

  • CPU: Core Ultra 5 または Ryzen 5 以上
  • メモリ: 16GB
  • ストレージ: SSD 256GB以上
  • 画面サイズ: 持ち運ぶなら13〜14インチ、据え置きなら15インチ以上

この3点さえ守れば、大きな失敗はありえない。
10万円のPCを2年で買い換えるより、15万円のPCを5年使い倒す方が、あなたの人生の総コストは圧倒的に下がる。

もし迷ったら、まずは予算を「10万円〜15万円」に設定してみるといい。
この価格帯には、性能と価格のバランスが最も優れた「失敗しない名機」が揃っている。

新しいパソコンが手に入れば、あなたの世界は間違いなく広がる。
動画編集に挑戦するのもいいし、AIを相棒に副業を始めるのも素晴らしいだろう。

さあ、次は実際にショップのサイトを覗いて、気になるデザインの一台を探してみてほしい。

コメント